医療法人社団 あさひ歯科クリニック

札幌市白石区 訪問診療と口腔ケア
誤嚥性肺炎の予防もできる歯医者 あさひ歯科クリニック

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外来診療時間
9:00 12:30 / / / / / /
13:30 18:00 / / /
訪問診療時間
9:00 12:00/
13:00 18:00/

※外来診療の受付時間…午前11:30 午後17:00まで。訪問診療は予約制です。

口腔ケア

Mouth care

口腔ケアとは?

歯みがきや入れ歯の手入れにより、お口の病気を防ぎ、 咀しゃく機能の回復・全身の健康を保持増進 生活の質を高める手助けをします。

口腔ケアは自立や生活の質を向上させる出発点です!

専門の衛生士がご自宅、老人ホームなどの施設のお部屋に伺いますので、リラックスした状態でケアを受けることができます。専門の器械を使って歯科医院にいるのと同じレベルのケアを行います。高齢者の口の中は唾液の量が減って乾燥しやすくなっていたり、粘膜の抵抗性が低下していたりすることで非常に細菌が繁殖しやすい環境になっております。 これに加え、高齢者は様々な理由で「歯を磨く、口の中のお手入れをする」ことがご自身で行うには困難になっていることが多く、歯に付いた食べかすや汚れだけでなく、入れ歯の裏側にも多量の食べかすや汚れが付着したまま放置されていることがしばしば見受けられます。そのためむし歯、歯周病が進行しやすいというだけでなく、汚れた入れ歯によって粘膜炎や潰瘍(義歯性潰瘍)が生じやすかったり、舌の表面に「舌苔」という 細菌やカビが繁殖して色が変色したり、舌がヒリヒリするような舌炎を起こしやすい状況になっています。
こうした状況を改善するために毎日のケアは欠かすことができませんが、それには周囲の介助者の協力が不可欠です。

口腔ケアは毎日継続することで効果を発揮します。
あさひ歯科クリニックでは毎日の口腔ケアをしっかり行えるように、
ご家族様、入居施設の介護スタッフに患者様各々にあった口腔ケアの
正しいやり方を丁寧にご指導しております。

口腔ケアの必要性

在宅や施設で療養されている方は高齢者が多く、また様々な疾患を抱いています。高齢者では特に寝たきりになることで廃用が進みやすく、口腔機能の低下から 誤嚥性肺炎にもかかりやすくなります。安全な摂食のため、また誤嚥性肺炎や口腔機能の廃用予防のため、介護者による日々の口腔ケアはとても重要です。口腔ケアとは「歯、舌、粘膜、義歯などの器質的ケアと、それらを使って食べたり、話したりする機能を維持・回復するための機能的ケア」の2つのケアがあり、全身の健康の維持や回復を助長してくれます。

口腔ケアはQOLの向上と、介護負担が軽減が見込めます

  • 感染予防

    ・むし歯、歯周病の予防

    ・誤嚥性肺炎の予防

  • 口腔機能の維持・回復

    ・摂食、嚥下障害の改善

    ・口腔内爽快感、口腔感覚の向上に伴う食欲の増進

    ・唾液の減少を予防

  • 全身の健康の維持・回復

    ・食欲増進によるADLの向上

    ・意識レベルの改善による
    コミュニケーションの改善

01.感染予防

誤嚥性肺炎は食物を誤嚥することで発症しますが、絶食中の場合でも口腔内に貯留した唾液の誤嚥や逆流してきた胃液を誤嚥することでも起こります。口腔内に は多くの微生物が生息し、歯や舌、義歯に付着した食物残渣や微生物から歯垢(プラーク)や舌苔などが形成されます。歯垢や舌苔に含まれる口腔内細菌はう蝕、歯周病だけでなく、誤嚥性肺炎や感染性心内膜炎、敗血症など全身疾患の原因菌ともなります。しかし、口腔ケアを行うことで口腔内細菌をある程度抑えることができます。これにより少量の唾液を誤嚥しても、肺炎に直接関与するのを予防することができます。

02.口腔機能の維持・回復

唾液には咀しゃくや嚥下運動を助ける働き、消化作用や洗浄・抗菌作用といった感染を防ぐ働き、 発声・発音のため口唇・舌の動きを滑らかにする働きなど、様々な 働きがあります。人間は食べていると唾液分泌が多くなりますが絶食中の方にはその働きがどうしても弱まってきます。唾液による自浄作用は肺炎防止にもなります。このことから絶食中の口腔内に刺激を与えて唾液分泌を促し、作用を引き出すことが必要になってきます。

03.全身の健康の維持・回復

食べ物を咀しゃくや嚥下することや口腔内で味わうこと、温かい・冷たい・硬い・やわらかいを感じるということが脳を活性化させます。大脳皮質の運動野や知覚野 の1/3を占める部分が口腔器官に関る部分であるからです。絶食中であったとしても、口腔ケアによる口腔内マッサージや味覚刺激を行うことが脳の刺激にも つながり、食欲増進がADLの向上や意識レベルが改善され、会話機能やコミュニケーション機能がよくなります。

口腔ケアは口腔内の清掃目的だけでなく、機能を維持・回復するための機能面に対する目的でもあることがわかります。在宅や施設で療養されている方ご本人や ご家族の口腔ケアに対する優先度や希望、理解度も様々であるため、統一された方法での口腔ケアを継続するのは困難である現状でもあります。その中で口腔ケアの必要性を理解した看護師や支援するスタッフが携わることは、口腔内状況が改善されることにつながっていきます。

口腔ケアを怠ると…

誤嚥性肺炎の危険性

誤嚥性肺炎という症状をご存知でしょうか?誤嚥とは、本来は食道を通り胃に入るべきものが誤って気管内に入ってしまうことです。特に高齢者に多い症状で、体力が低下している方や脳卒中などで意識障害や機能低下している方は、食物の残りかすなどが気管に入ると、うまく咳き込むことができず、誤嚥したものが肺に貯留されたままになり、細菌感染が起こりやすいといわれています。その結果、肺炎に移行しやすくなります。誤嚥性肺炎は老人性肺炎とも言われ、高齢者の最大の死因です。
食事の際だけではなく、高齢者の方は寝ている間にも唾液や胃液が気管に流れ込んでしまい、肺炎の原因になってしまいます。口腔内を清潔に保つことは、むし歯や歯周病の予防だけでなく、誤嚥性肺炎などの予防にもつながるといわれており、健康維持のためにも大切なことといえます。
あさひ歯科クリニックでは皆様の健康維持のため、「当たり前の幸せ」がずっと続くようにと口腔ケアの大切さをどこよりも強く主張しています。

こんな方は誤嚥性肺炎にご注意ください!

高齢の方
高齢になると、のどの反射が鈍くなり、誤嚥しやすくなります。
脳卒中の方
脳卒中による麻痺などの後遺症があると、誤嚥しやすくなります。また、麻痺の状態によっては、介護の人の手を借りないと歯をみがけないこともあり、口の中が汚れて細菌が繁殖し、誤嚥性肺炎になりやすい環境になります。
寝たきりの方
寝たきりになると、全身の機能が低下するだけでなく、飲み込みに対する反射も鈍くなり、誤嚥をしやすくなります。また、寝たきりの状態によっては介護の人の手を借りないと歯をみがけないこともあり、口の中が汚れて細菌が繁殖し、誤嚥性肺炎になりやすい環境になります。

やってみよう!嚥下体操

年齢とともに低下する嚥下機能ですが、お口の簡単な体操を行うことによって食事に必要な口・舌・頬などの筋肉を刺激し、唾液の分泌を促すことで食物を飲み込みやすく、むせたりすることなく、おいしく食事が摂れるようになります。食事をスムーズに摂れるようになることで誤嚥性肺炎を予防することにもつながります。あさひ歯科クリニックでは患者様一人ひとりの身体の状態に合わせて、できる範囲で無理なく、レッスンしております。